前、100分de名著を見ていた時中江兆民の三酔人経綸問答という本が紹介されていた。自分は癌のような存在だと言う豪傑君の言葉があってぐさりと刺さった。
自分で自分をそんな風に思うというのはなかなかできることではない。
これを現代に当てはめるなら戦争を起こすロシアやハマース、他の諸国の武装集団は癌の様な存在なのだろう。
ところで癌というのはよく知られる病気である。かかる人も多い病気である。
もし豪傑君の言うことが本当なら、そういう癌のような人間はたくさんいるのではないか。
癌が罹った病人を攻撃するように戦争で人間という同胞を殺してしまうような人間がいて、普段は無関係を装っているのではないのか。
ロシアがプーチンが死んでも新たなプーチンが現れるというのは癌の転移である。
そんなことを今日のクローズアップ現代を見ながら思った。